2025年12月25日

フェイスラインをしっかり変えたいと糸リフトとハイフの検討をしても「併用はできる?どっちが先?間隔は?」といった疑問が残り、迷いや不安を抱きやすいものです。
本記事では、併用の効果やメリット、施術の順番や施術間隔、注意点を医師の見解とともに分かりやすく整理します。
読み終える頃にはあなたに合った選択が明確になり、併用施術に対して前向きな気持ちで臨めるようになります。
糸リフトとハイフは併用できる?
糸リフトとハイフはアプローチする層が異なるため併用でき、組み合わせることで単体では得られない効果を狙えるケースもあります。
まずは、なぜ併用が有効とされるのかを整理して解説し、単体施術との効果の違いや併用がおすすめの人はどんな方なのかをご紹介します。
糸リフトとハイフは併用可能

【医師コメント】
糸リフトがフェイスラインを整える施術であるのに対し、ハイフは支える土台を強化する施術です。
どちらか一方だけでも効果はありますが、効果のあらわれ方や持続力には限界があり、それぞれの弱点を補い合う形で併用することで、より安定したリフトアップ効果を期待できます。
糸リフトとハイフは、アプローチする層も作用の仕組みもまったく異なります。
糸リフトは体内に吸収される医療用の糸を使用し、皮下組織を物理的に引き上げてフェイスラインを立体的に整える施術です。
糸を進める方向・深さ・引き上げの程度を精密に調整することでたるんだ皮膚や脂肪を正しく支えなおし、頬やフェイスラインを理想的なラインへ導きます。
また糸の刺激によるコラーゲン生成の効果も期待でき、ハリのある肌質へと導きます。
一方のハイフは、SMAS層(筋膜)に熱エネルギーを届け、ゆるんだ組織を内側から引き締める施術です。
熱刺激によって筋膜が引き締まり、時間の経過とともにコラーゲンが再構築され、フェイスラインが少しずつ整うだけではなく肌のハリ感も向上するのが特徴です。
たるみの原因となる深い層に作用するため、外側からでは補えない土台のゆるみにアプローチできます。
単体施術との効果の違い

糸リフトとハイフの併用施術では、単体施術では叶えにくい変化の大きさと持続性を同時に得やすくなります。
糸リフトは即効性に優れ、施術直後からフェイスラインの変化が分かりやすいのが特徴です。
ただし、年齢や皮膚の厚み、脂肪の付き方によっては、引き上げた状態を長期間維持するのが難しい場合があります。
強く引き上げすぎれば不自然な印象につながるため、自然さを保ちながら戻りを抑えるには限界があるのも事実です。
一方のハイフは、肌の内側(特にSMAS層)を引き締めてたるみの進行を抑えるのに適していますが、すでにたるみが進行している状態では単体で大幅な変化を作るのが難しいことがあります。
特に40代以降の「複合たるみ」(皮膚・脂肪・筋膜の複数層が同時に下がる状態)では、ハイフだけ・糸だけではアプローチしきれないことが多い傾向です。
併用がおすすめの人

- イベントに向けて即効性と持続性の両方を求める人
- 糸リフトだけだと戻りやすさが気になる人
- 仕上がりを長くキープしたい人
- 40代以降で下顔面のたるみが進行している人
糸リフトとハイフの併用は「短期間でしっかり変化を出しつつ、その状態をできるだけ長く保ちたい」という方に向いています。
結婚式や前撮り、同窓会などのイベント前に併用施術を行うと、糸の即効性とハイフの引き締め効果が相乗的に働き、当日までにコンディションを整えやすくなります。
また過去に糸リフトを受けて「戻りが早い」と感じた経験がある方にも相性が良い組み合わせです。
糸に頼りきらずハイフで土台を引き締めることで、必要以上に糸の本数を増やさずに自然なリフトアップを目指せます。
特に40代以降の方は、糸リフトで形を整えハイフで内側から支えることで、フェイスラインが立体的に整い、戻りにくい状態をキープしやすくなります。

【医師コメント】
糸リフトとハイフの併用は多くの方に有効ですが、すべての方に適しているわけではありません。
たるみが極端に軽い場合や、逆に皮膚のゆるみ・脂肪下垂が大きく進行している場合は、併用しても期待する効果が得られにくいことがあります。
併用する3つのメリット
糸リフトとハイフを組み合わせると、なぜ効果が高まり満足度の高い結果につながりやすいのかについて、ここでは持続力・施術効果・仕上がりに着目して詳しくご紹介します。
①リフトアップの持続力が高まる

糸リフトの戻りが起こりやすい原因のひとつは、フェイスラインの土台となるSMAS層のゆるみです。
この土台が緩んだままでは、糸で引き上げても時間の経過とともに位置が少しずつ下がりやすくなります。
ハイフを併用するとSMAS層に熱エネルギーが加わり、ゆるんだ組織が内側から引き締まります。
その結果、糸が作ったリフトアップラインを内側からしっかり支えられる状態となり、フェイスラインの安定感が大きく向上します。
②単体施術に比べて施術効果がアップする
糸リフトだけで大きな変化を出そうとすると、本数を増やしたり引き上げ力を強めたりと、どうしても糸に負荷が集中しがちです。
一方でハイフを組み合わせると土台そのものが安定するため、糸が担うべき役割が軽くなります。
これにより、必要以上に糸の本数を増やさなくても、十分なリフトアップ効果を得やすくなる点が大きな利点です。
フェイスラインの変化にとどまらず、顔全体の印象が整い、より引き締まった上向きの表情へ導ける点も併用施術ならではのメリットです。
③仕上がりがより自然になりやすい

糸リフトで輪郭を引き上げた直後、皮膚に軽度のテンションが生じることで表情の動きと輪郭のラインにわずかな差が出る場合があります。
これは施術そのものの問題ではなく、糸が肌になじむまでに時間を要するために起こるものです。
ハイフを併用することで糸だけでは補いにくい微細な凹凸まで整えやすく、頬の脂肪の減少にもアプローチしやすくなります。
表情の動きにスムーズに寄り添い、自然で上品な仕上がりを目指しやすくなる点がこの併用施術ならではの強みです。
糸リフトとハイフはどっちが先?
ここでは、併用時の基本的な順番とその理由、同日施術の可否、さらにメンテナンスとしての適切な間隔まで、医師の見解を踏まえて分かりやすく解説します。
基本は「ハイフ→糸リフト」の順番
糸リフトとハイフを併用する場合は、一般的にハイフを先に照射し、その後に糸リフトを行う流れが基本です。
ハイフを先に行うことで肌の土台が整い、糸リフトによる引き上げ効果がより効率的に発揮されるためです。
肌が引き締まった状態の方が引き上げ後の安定性が高まり、結果としてリフトアップ効果の持続にも良い影響を与えます。
ハイフを先にする理由

糸リフトに使用されるPDOやPCLなどの糸は熱に影響を受けやすく、糸が入った状態でハイフを照射すると吸収が早く進んだり固定力が弱まったりする可能性があるといわれています。
こうしたリスクを避けるためにも、糸を入れる前のタイミングでハイフを済ませておくことが推奨されているのです。
■すでに糸リフトを受けている場合
すでに糸リフトを受けた場合も施術から2ヶ月程度空ければ問題なくハイフの施術ができます。
糸の種類や入れ方によって適切なタイミングは変わるため、施術歴がある方は必ず医師に相談したうえでスケジュールを調整しましょう。
糸リフトとハイフを同日施術したい場合
同日施術を希望している場合はハイフを先に行うのが基本です。
同日施術は肌の引き締めとリフトアップを連続して行えるため効率的で、来院の手間を減らせるという利点もあります。
ただし施術全体の所要時間は長くなり、一度に支払う料金が比較的高額になるため、無理のないスケジュールで受診しましょう。

【医師コメント】
同日施術を希望しない場合は2ヶ月程度空ければどちらが先でも問題はありません。
ただし適切なタイミングには個人差があるため、必ず診察で皮膚の状態や糸の安定度を確認したうえで判断してもらい、施術スケジュールを決めましょう。
メンテナンスとしてのハイフの頻度

糸リフトの施術後にメンテナンスとしてハイフを取り入れる場合は、最低でも2ヶ月ほど間隔を空ける必要があります。
糸が安定するまでの期間には個人差があり、皮膚の厚みや糸の材質、挿入した深さによっても変わります。
メンテナンスとしてハイフを検討している場合は、医師と相談しながら最適な照射時期を決めましょう。
併用時の注意点|やってはいけないこと3つのこと
糸リフトとハイフを併用する場合の3つのポイントを整理し、どのようなリスクがあるのか、なぜそれを避ける必要があるのかを具体的に解説します。
糸リフト直後のハイフはNG
糸を入れた直後は、まだ周囲の組織となじみきっておらず、不安定な状態にあります。
この段階でハイフの熱エネルギーを当ててしまうと、糸が予定していた位置からずれたり吸収速度が早まったりする可能性があり、仕上がりにも影響が出かねません。
「すぐに効果を実感したい」という気持ちは自然ですが、最適な間隔を守ることが結果的に施術効果の持続につながります。焦らずスケジュールを組むことが大切です。
エステハイフとの併用は危険
糸リフトと併用する前提でハイフを受ける場合は、必ず医療機関での医療ハイフを選びましょう。
現在、日本国内ではエステでのハイフ施術は禁止されており、医療用ハイフとエステハイフでは安全性・出力管理の仕組みがまったく異なります。
エステハイフによるトラブルが報告された背景もあり、出力が不安定な機器で照射を行うことは糸リフトとの併用に限らずリスクが高いと考えられています。
エステ用機器は深い層(SMAS)までピンポイントで照射できないことが多いため、そもそもの効果も不確実です。
「安いから」「手軽だから」という理由だけで選ぶと期待外れに終わるだけでなく、肌トラブルにつながる恐れもあります。
ハイフの併用ができない人の特徴

妊娠中・授乳中の方は、基本的に多くの美容医療が慎重に判断される時期であるため、ハイフも同様に控えることが一般的です。
また、出血性疾患・重度の持病がある方、体内にペースメーカーなどの医療用金属が入っている方は、エネルギー系治療が禁忌となる場合があります。
施術部位に炎症や感染がある、直近で強い日焼けをした、過去の美容施術から日が浅いといったケースでも、皮膚への負担を考慮してタイミングを調整する必要があります。
こうした判断はご自身だけでは難しいことも多いため、カウンセリングの際は持病・薬・過去の施術歴(時期・施術メニュー名)などをできるだけ詳しく伝えてください。
些細なことと思える情報ほど、安全性の判断材料になることがあります。
糸リフトを検討しているならノア美容クリニックへ

糸リフトは、医師の経験値やデザイン力によって仕上がりが大きく変わる施術です。
普段は別のクリニックでハイフを受けている方でも、糸リフトを当院で組み合わせることで、フェイスライン全体を立体的に整え、たるみをすっきりと整えられます。
4,000件以上の実績*があり、少ない本数で最大限のリフトアップを

当院の田中医師は、これまでに4,000件以上*の糸リフトを施術してきました。
多様な骨格・肌質・たるみの進行度を見極め、その方にとって最適な糸の本数や挿入方向・深さを過不足なく設計しています。
そのため必要以上の本数を使わずとも、メリハリのあるフェイスラインを目指せるのが当院の糸リフトの特徴です。
また糸リフト単体での仕上がりだけでなく、ハイフを併用した場合にどう経過が変わるかまで踏まえて施術計画を立てることもできます。
施術直後の見た目だけにとどまらず、数ヶ月先のフェイスラインの変化まで視野に入れた提案が可能です。
* 2022年4月~2025年11月現在
メンテナンス計画まで組み込んだ施術提案
当院では、糸リフトとハイフをどのタイミングで組み合わせると負担が少なく、効果を最大限に発揮できるかを患者さまごとに個別設計しています。
糸リフト後の経過を熟知している医師が将来的なメンテナンスの必要性や効果の持続期間を見越して提案するため、施術を長く続けるうえでの安心感にもつながります。
当院ではハイフ施術そのものは行っておりませんが、他院でのハイフ施術を前提にしたスケジュール設計や、より効果を高めるための間隔・組み合わせ方についても丁寧にアドバイスしています。
糸リフト後のメンテナンスをどのように組み立てればよいか迷っている方も、安心してご相談いただける環境を整えています。

【医師コメント】
糸リフトは入れて終わりの施術ではなく、その後のメンテナンス次第で満足度が変化する施術です。
メンテナンスとして他院でのハイフを取り入れたい場合も、適切なタイミングがありますのでぜひカウンセリングでご相談ください。

糸の種類:プライム(次世代PDO)
施術説明:コグという棘のついた医療用の吸収糸を使用し、メスを使わず皮膚のたるみを改善し、輪郭を引き上げる治療です。
症例 :20代/女性
価格:¥102,000/6本
副作用・リスク:
・腫れ、浮腫が2~3日程度続くことがある
・皮膚の凸凹が数週間~1ヶ月程度続くことがある
・ごくまれに感染や神経障害が起こることがある
備考:効果には個人差があります。同様の効果を保証するものではありません。

糸の種類:プライム(次世代PDO)
施術説明:コグという棘のついた医療用の吸収糸を使用し、メスを使わず皮膚のたるみを改善し、輪郭を引き上げる治療です。
症例 :30代/女性
価格:¥136,000/8本
副作用・リスク:
・腫れ、浮腫が2~3日程度続くことがある
・皮膚の凸凹が数週間~1ヶ月程度続くことがある
・ごくまれに感染や神経障害が起こることがある
備考:効果には個人差があります。同様の効果を保証するものではありません。

糸の種類:プライム(次世代PDO)
施術説明:コグという棘のついた医療用の吸収糸を使用し、メスを使わず皮膚のたるみを改善し、輪郭を引き上げる治療です。
症例 :50代/女性
価格:¥136,000/8本
副作用・リスク:
・腫れ、浮腫が2~3日程度続くことがある
・皮膚の凸凹が数週間~1ヶ月程度続くことがある
・ごくまれに感染や神経障害が起こることがある
備考:効果には個人差があります。同様の効果を保証するものではありません。

糸の種類:プライム(次世代PDO)4本+プレミアム(PLACL)4本
施術説明:コグという棘のついた医療用の吸収糸を使用し、メスを使わず皮膚のたるみを改善し、輪郭を引き上げる治療です。
症例 :50代/女性
価格:¥180,000/8本
副作用・リスク:
・腫れ、浮腫が2~3日程度続くことがある
・皮膚の凸凹が数週間~1ヶ月程度続くことがある
・ごくまれに感染や神経障害が起こることがある
備考:効果には個人差があります。同様の効果を保証するものではありません。