ボトックス注射とは

ボトックス注射の効果について

表情ジワの改善

眉間や額、目尻などの動作時のクセで刻まれるシワに有効で、ナチュラルな若返りを実現できます。時間で施術可能で、当院では極細針を使用しているため、痛みやダウンタイムは最小限です。
効果は治療後3日程度で現れ、1ヶ月後には最大の効果が得られます。効果は通常3～4ヶ月程度続き、徐々に元の状態へ戻りますが、継続的な施術によりシワの予防効果もあり、定期的な施術もお勧めです。大切なイベントを控えている場合は、余裕を持って2週間～1ヶ月前の施術が理想です。

食いしばり・歯ぎしりの改善・小顔効果

咬筋（こうきん）と呼ばれるエラの筋肉に注射することで、食いしばりや歯ぎしりによる顎の痛み、こわばり、頭痛などの症状を軽減できます。また、フェイスラインがすっきりとし、小顔効果も期待できます。ボトックスによる筋肉の緊張緩和は、将来的な歯の摩耗や歯周病の予防にもつながります。

肌のハリ・ツヤ改善（スキンボトックス）

筋肉ではなく皮膚の浅い層に低濃度のボツリヌストキシン製剤を広範囲に注射していくスキンボトックス（マイクロボトックス）では、従来のボトックスとは異なり表情筋に影響を与えず、自然な表情を保ちながら皮脂、汗の分泌を抑制します。また、毛穴を引き締め、メイク崩れやテカリ、ニキビを予防し、化粧ノリの良いきめ細やかな肌へと導きます。効果は施術後数日で現れ始め、4～5ヶ月間持続します。

使用するボトックス製剤の種類

施術の流れ

治療後に起こりうること

注射部位の腫れや赤み、軽度の痛み、内出血などが挙げられます。これらは通常、数日から1週間以内に自然に軽快しますが、まれに長引くこともあります。
また、非常にまれではありますが、ボツリヌストキシンに対するアレルギー反応を起こすことがあり、発疹やかゆみ、呼吸困難といった症状が現れる場合には、すぐに医療機関を受診する必要があります。さらに、繰り返しの施術により体内で抗体ができ、薬剤が効きにくくなる「耐性」が生じるケースも報告されています。耐性ができると、効果の持続時間が短くなったり、十分な効果が得られなくなったりすることがあります。
筋肉の動きを抑制する作用が強く出すぎた場合、表情が不自然になったり、まぶたが下がる「眼瞼下垂」や、口角の左右差、発音しにくさといった副作用が出ることも稀にあります。これらは一時的であり、ボトックスの効果が徐々に薄れることで自然に回復します。

施術をお受けいただけない方

• 妊娠中または妊娠の可能性がある
• 授乳中
• 特定の神経、筋疾患
• 過去にボトックス製剤に対してアレルギー反応を示したことがある